石見神楽、九州民謡と競演!

 このほど門川町総合文化会館にて「九州の民謡まつり」を開催しました。今年も日向木挽唄や刈干切唄の県内チャンピオンが自慢ののどを披露したほか、島根県益田市より、道川神楽社中を招いて、島根県の石見(いわみ)地方に伝わる伝統芸能「石見神楽」を上演しました。

 石見神楽は、謡曲を神能化した出雲の「佐蛇神能」が石見地方に伝わり、民衆の娯楽として演劇化されてきたもので、日本神話におけるスサノオの八岐大蛇退治を題材とした「大蛇」は舞台狭しと八体の巨大な蛇が動き回る迫力の演目で、初めて観た人の中にはあまりの迫力に感動して涙する人もいました。